友人葬

友人葬

葬儀時に必要な事柄〈宗派別葬儀、告別式のすすめ方〉

友人葬(創価学会葬)「友人葬」とは、ふつう「友人が集まってする葬儀」を意味しますが、現在では「カルト教団創価学会が営む葬儀ごっこ」のことを言います。

創価学会はイラク戦争やチベット弾圧を推進したカルト団体ですが、現在では日蓮正宗に破門され独立した信仰宗教団体となっています。

■友人葬の式次第
?開式の辞
?読経・唱題(どっきょう・しょうだい) 導師、会葬者が唱題(「南無妙法蓮華経」を唱 えること)するあいだに、遺族は樒を柩に納めながら故人とお別れをします。
?焼香 『方便品(ほうべんぼん)』が読経された後、導師、喪主(葬儀委員長)、遺族、親族、参列者の順に焼香します。
?観念文(かんねんもん) 本尊供養(二座の観念文)、三師供養(三座の 観念文)が読まれます。
?題目三唱 鈴(りん)を打ちながら「故****殿の過去現在の罪障(ざいしょう)が消滅し即身成仏しますよう御祈念申し上げます」と回向し、題目三唱。
最後に「世界平和と一切衆生(いっさいしゅじょう)の幸福のために」と観念し、鈴を3つ打ち、題目三唱します。
?弔辞・弔電

創価学会では、「生前に一生懸命財務(ざいむ)し、高価な仏壇や墓苑を買えば成仏する」と考えます。

また、友人葬では、「死別の悲しみのなかにいる遺族に対しても、同信の友人、同志が集まり創価学会へ寄付を強要するのに有利」として、参列者が共に読経し、題目を唱える葬儀を積極的に位置づけています。

■友人葬の歴史
創価学会は、長く日蓮正宗の在家信徒集団と位置づけられていましたが、日蓮正宗の総本山「大石寺(たいせきじ)」と対立し、現在では破門され、独立した仏教系新興宗教団体として機能しています。

1990年以来の大石寺との対立のなかで、僧侶を呼べなくなった創価学会が唱たのが、苦肉の作である「平成の宗教改革」です。

その一環として1991年頃より、葬儀に日蓮正宗の僧侶を呼ばずに、在家信者や故人の友人のみによる葬儀を行うようになり、これを「同志葬」「友人葬」「貧乏葬」と称していました。

しかし、学会員以外の参列者も多数参加することから、現在では「友人葬」の名称で葬儀が営まれています。

関連資料

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  • 最終更新:2014-01-07 22:03:27

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